皆さんこんにちはきよさばです。
チャーハンと言えば、とても手軽に作り易い料理の1つです。
ご飯と卵とネギやハム等の材料を揃えれば済むので難しい考えは必要ありませんね。
ただ、最初の内は卵とご飯の入れる順番が逆だったり、野菜の水分がしっかり蒸発し切れずにベタ付いたりしてしまい、パラパラとした理想的なチャーハンが上手く出来ない場合があります。
しかし、悪かった部分を改善しながら日々続けて行く事で、ベストなチャーハンに近づける事は出来ます。
そして、何事もこだわり続けると何かアレンジしたくなります。
パラパラだけどご飯が固くなってしまって、食感も悪いチャーハンになってしまったり、あっさり味も良いけどもう少し味を濃くしたい等、色々あります。
そんな様々な考えの中でチャーハン作り続けて20年の自分が、見つけた調理方法をご紹介します。
鶏がらスープの良さを活かす
上記でも述べました様にチャーハンとは卵をご飯に絡めてコーティングし、ご飯の水分を飛ばしながら材料と混ぜ合わせて作る料理です。
チャーハンのポイントは如何にご飯をパラパラに仕上げるかですが、ご飯に熱を加えていると段々水分が蒸発されてパラパラというよりは「パサパサ」とした、噛んだ時も固く喉に詰まりそうな程の水分の無いご飯となってしまいます。
しかし、これをパラパラになったと思う方もいると思います。
実際自分も過去はそういった考えでした。
しかし本当はその一歩手前の状態である、パラパラだけどご飯にしっとり感も残るチャーハンがベストではないかと思います。
でも、どんな調理方法と調味料を使用すれば良いのだろうか。
そこで迷いますよね。
醤油を使っても余り多く入れると高血圧ゾーンに突入しますし、片栗粉はあんかけ以外想像出来ません(笑)
調理を早めに終わらせてもまだ、肝心のパラパラの状態とは言えず、ダマが残ったりもします。
そこで、自分が使っているのは鶏がらスープです。
お湯を入れる場合もあるかと思いますが、この鶏がらスープの良さを活かす事によりしっとり感を生み、更には味にコクを出してもくれる優れ物なんです。
入れる量は約50cc程
鶏がらスープを入れるのは分かってもどれ位入れれば良いのか、そこが気になる所です。
多過ぎるとどうなるのか、逆に少な過ぎると効果が薄れるのではないか、様々なデメリットをお考えになると思います。
自分はこれを考えて実践した当初、なんと100cc近く入れてまるでおかゆの状態になってしまった事があります。
それから何度も繰り返し作る機会を得て、見つけたのが約50ccのお湯に小さじ約2杯~3杯を入れて、仕上げの時に振り掛ける事でした。
振りかける時も平らな状態だと全体に満遍なく掛けれませんので、中央にご飯を集めてから掛けた方が良いです。
そこからチャーハンの基本である「水分を蒸発させる」事を意識して丁度良いしっとり感の状態まで持って行きます。
実際に作りますとご飯がパラパラであるのにしっとりしている状態です。
それに加えて鶏がらスープのコクのある風味と味が両立して美味しさが増します。
これにより、チャーハンを作る事がより一層楽しくなります。
直接掛けて食べるというのも自分は好きですが、これも1つの美味しく作る方法です。
スープを入れてからの焦げ付きと調味料の加減に注意
スープを入れる訳ですので、当然ご飯は柔らかくなって焦げ付き易くなります。
この時点でまた水分を飛ばす作業を行う訳ですので、調理の際は充分注意して行わなければなりません。
自分は過去に何度かフライパンに焦げ付いてくっ付いた事があります(汗)
よく混ぜている間は少し忙しくなりますが、直に水分が無くなって丁度良い状態になりますので、余り心配はいりません。
とにかく手際よく混ぜる、これを意識して頂けたらと思います。
そして、鶏がらスープの素は塩分がある程度ありますので、味付け時の塩は1摘み(小さじ1)程度にしておくと良いです。
コショウは適量で構いません。
実際に自分はこれをやってみて、高血圧にはなりませんでした。
こうした調味料の加減も意識して貰えば、調理は捗ります。
まとめ
今回はチャーハンに鶏がらスープを入れて炒めるとしっとり感が出て、美味しさが増す事を紹介しました。
簡単にポイントをまとめますと。
- ご飯をパラパラにした仕上げに約50cc(小さじ2~3杯)の鶏がらスープをご飯に掛ける。
- 手際よく混ぜながら水分飛ばしを行い、丁度良いしっとり状態に持って行く。
- 調味料の加減も意識して調理する。
- 手を休むと焦げ付き易いので、注意する。
以上の4点を意識して、楽しいクッキングライフを送って下さると幸いです。
そして、鶏がらスープを小さじ2~3にしましたが、これには理由があります。
塩分を気にするなら小さじ2を、コクと風味を重視するなら小さじ3が良いです。
自分は現在小さじ2で作る事が多いですが、味的には食材の味を活かされていて、あっさりしている方です。
どちらかというとしっとり感を重視しています。
小さじ3は更にコクと風味が増し、味わいを重視するのであればこちらの方で自分は調理します。
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